桜木がシスプリ

シスプリな桜木。

やらかい場所を 今でもまだしめつける

いつも以上に、しんどい波がきた。

どうして、自分の弱さやだめさに目を向けるのではなくて、「あのとき、あの人がああ言ったから」とか、「あの人さえああしてくれていれば」と思ってしまうのだろう。
なぜ、「あの人が次こう言ってきたら、こう返して、
せいいっぱい傷つけてやろう」と思ってしまうのだろう。

矮小な自分が、いやになる。
でも、そうしないと、自分を保っていられないのだろう。

つらい。

その思いはどこに

あいほんを手に、ソファに寝っ転がりながら書いてみる。2日目にしてめんどくさくなる程度にはクズいのだけれど、とりあえず、続いた。

今日は、話せた。思いの通じなかった人と。それだけで気持ちが軽くなるあたり、単純だなあと思う。
それでも、うわべだけ軽くなったとしても、大事な部分は、水底でこちらをじっと見つめている。
ああ、わかってるよ。わかってるって。

あるいは、咲耶は、こういう思いにとらわれて、どう折り合いをつけていったのだろうか。
どこかで、それでも、気持ちの整理をつけるために、思いを伝えたのだろうか。
伝えてなお、やり場のなくなる思いは、どこへと追いやったのだろう。

ふわりと、ずるりと

今更ながら、きちんと失恋した。

年齢も年齢だし、わりと自分というものがしっかりとしたものだと思っていたので、大丈夫だと思った。
大丈夫じゃなかったです。

引きずりに引きずって今ずるべたずるべた裾のほうがしみとどろとえたいの知れないべたつく何かですごいことになっているのだけれど、それでもどこに吐き出していいかわからなくて、こんなところに書く。正気か。

それでも、きちんと失恋を形にすることで、自分にひと区切りがつけられると思って、前に進むための一歩だったはずなのに、この体たらくはなんだろう。あほです。

学生時代、真っ向から恋愛に向き合ってこなかった。経験の足りなさが、この思いを生んでいる。
つらい。実につらい。可憐はどう助けてくれるだろうか。刺されるだけですね。(どっちを?)